八街市で逃げたカミツキガメ5日で捕獲される

生態系の破壊

 八街市役所の駐車場から逃げ出した特定外来生物のカミツキガメが26日、約100メートル離れた市役所脇の側溝で見つかり、市職員が捕獲した。けが人などはいないという。市はホームページで公表し、騒動を謝罪した。

 市環境課によると、市職員が市役所と隣接する八街中との間の側溝で水のはねるような音を聞き確認したところ、20センチほど水がたまった側溝内でカメを発見。同日午後3時40分ごろ、職員4人がスコップですくい上げて捕獲した。

 足の大きさなどから逃げた個体と断定。鎖を二重に巻いて鍵をかけた衣装ケースに入れ、同課事務所で保管している。県と今後の対応を協議する。

 市は20日午後3時ごろから、カミツキガメを土のう袋に入れてコンテナボックスをかぶせて重りを乗せ、市役所駐車場に駐車した軽トラックの荷台で保管。21日午前11時ごろ、逃げ出したことに気づいた。カミツキガメは攻撃的で、人への危害も懸念されていた。

 同課は「市民に心配をかけ大変申し訳ない。今後は厳重に保したい」としている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/16f83c54e835ff593f6e0eb02d80e43393ac81c8

数日前から話題になっていたニュースです。ひとまずは逃げ出した個体が捕まって良かったです。

カミツキガメと言う名のようにかなり攻撃的な性格のカメのようです。生態などが東京都環境局HPで紹介されていました。

カミツキガメ|東京都環境局「気をつけて!危険な外来生物」
カミツキガメについて、基本情報のほか健康被害の具体例やよく似た生きものとの見分け方などを詳しく解説しています。そのほか、被害を受けたときの対応(応急処置等)や駆除方法もまとめています。このページの内容は、各生物別、もしくは16種まとめて、PDFファイルによりダウンロードすることも可能です。

これによると、既に千葉県では定着が確認されている模様です。つまりかなりの数の個体が自然界に放たれている事が推測されます。

今回は市の職員が逃がしてしまった事が問題の発端となっているようですが、このカミツキガメは本来日本には生息していない外来種です。恐らく、ペットとして飼っていたものを飼いきれなくなって逃がしたものと思われます。

飼っていたものを無責任に捨ててしまう飼い主も悪いですが、販売するペットショップにも責任が無いとは言えません。

販売の禁止などをすれば反発に逢いますが、このような外来種の駆除などにかかる経済損失は誰が負担するのでしょうか?今回も、市役所で対応していますから、結局は私たちの収めた税金で補填された形です。

外来種の販売などに税金をかけ、しっかりとした対策を出来るようにすべきなんだと思います。

皆さんはどう思いますか?

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